こんにちは。
パーソナルジムクルーの小崎です。
今回は、ダイエットをしたことのある人なら一度は聞いたり、食べたことがあるであろうオートミールに関してあえて今さら紹介していこうと思います。
オートミールとは
イネ科のオーツ麦(えん麦)を蒸してローラーめフレーク状にした食品のことをいいます。栄養バランスバランスに優れた穀物であるオーツ麦を、食べやすさと消化しやすさを考慮した形状のシリアルの一種とも言えます。
最近ではタンパク質成分に特化したタイプもありますが、本来のオートミールには甘味料はもちろんのこと、食品添加物も一切含まれていません。
一食あたりの白米や食パン、コーンフレークと比較した場合、カロリーと糖質が最低値。いずれの値も白米以下であるため、ダイエットの主食としておすすめです。
種類は大きく分けて3つ
・ロールドオーツ
・スティールカットオーツ
・オートブラン
ロールドオーツ
オートグローツを蒸してからローラーで平たく延ばし、乾燥させたのがロールドオーツで、朝食で食べられている最もポピュラーなオートミール
スティールカットオーツ
オートグローツを鉄の刃で粗く挽き割ったものをスティールカットオーツ、またはアイリッシュオーツといい、最低でも15〜20分の熱処理をしなければ食べることができず、調理された後でも歯応えがあり玄米に似た食感
オートブラン
オーツの実の外皮とその内側の糊粉層の粉をオートブランといい、米でいえば“ぬか“にあたる
食物繊維やミネラルを最も多く含んだ栄養価の高いオートミール
食べるメリット
オートミールは玄米のように外皮を残したまま処理が行われています。そのため、ビタミンB群をはじめ、カルシウム、鉄分、亜鉛、タンパク質、食物繊維など、様々な栄養素が豊富に含まれています。さらに、鉄分や食物繊維にいたっては、同量の玄米に比べて2倍〜3倍程度が含まれていると言われています。
またオートミールは、「低GI食品」と呼ばれる食品の1つで血糖値の上昇が比較的ゆるやかに行われます。
食後の血糖値の上昇をゆるやかにすることによって、肥満に繋がる可能性のあるインシュリンの分泌を安定させる効果があると考えてられています。
さらに少量でも腹持ちが良いため、朝に少量食べるだけで満腹感が数時間続き、間食が抑えられやすくなっているのもメリットの1つです。
まとめ
欧米諸国で定番の朝ご飯として食べられているオートミールですが、日本でも最近になって10代〜20代を中心に人気の食品として話題になっています。
しかし、オートミールのカロリーは100gおよそ380kcalとなっているので、食べ過ぎてしまえば摂取カロリーも増えすぎてしまいます。「低カロリーだから毎食のように食べていれば痩せていく」というような食品ではないということに注意して美味しく食べていきましょう。