こんにちは。
パーソナルジムクルーの小崎です。
今回はその栄養の豊富さから「完全栄養食品」とも言われている卵。実際にはどんな栄養素が含まれているのか知っていますか? 身体つくりや美容にも欠かせない、そんな卵の栄養素とその効果について紹介していきます。
全卵に含まれる栄養素
栄養素に着目すると炭水化物はあまり含まれていませんが、タンパク質や脂質を程よく含み、更にビタミンやミネラルが豊富なのが特徴です。
なお、卵黄と卵白では含まれている栄養素も異なります。次は、卵黄と卵白に分け、それぞれどのような栄養素が含まれているのか解説します。
卵黄
卵黄と卵白では、卵黄の方が多くのビタミンを含んでいます。
特に注目されるのは、ビタミンAやビタミンEで、効果さよう、動脈硬化や老化の予防、皮膚や粘膜の強化、免疫力アップ、体力回復、目の健康維持などの効果が期待されています。卵黄にはコレステロールも多く含まれますが、卵を食べることで血中のコレステロール値が上昇するかしないかは、個人の体質によって異なります。むしろ、卵黄に多く含まれるレシチンには血中コレステロール値を正常に保つ働きがあり、卵を食べることでHDLコレステロール(善玉コレステロール)が増加したという研究結果もあります。
また、レシチンの主成分であるコリンから作られるアセチルコリンには、アルツハイマー型認知症を予防する働きがあり、アセチルコリンが効力を発揮するために必要なビタミンB12も卵黄には含まれています。
卵白
卵白は約90%が水分ですが、残りの約10%には良質なタンパク質を含んでいます。卵は卵黄と卵白に分けられますが、卵黄のカロリーが387kcalあるのに対して、卵白は47kcalと低カロリーで低脂質。脂質の代謝に欠かせないビタミンB2も多く含むことから、ヘルシーでダイエットに最適な食品と言われています。
また、卵白にはリゾチームという酵素が含まれており、リゾチームは風邪の原因菌などを加水分解する働きがあります。
タンパク質で痩せ体質に
タンパク質は、私たちの髪や爪、皮膚、筋肉を作る材料となっており、不足すると肌がボロボロになったり、筋肉量が落ちる原因になります。
タンパク質をしっかりと摂取することで、筋肉量を増加・維持します。筋肉がしっかりついた身体は、代謝が上がり、痩せやすく太りにくい身体を作ることにつながります。体力もつくので、疲労回復にもなります。
まとめ
栄養面でかなり優れている卵。
日常的に取り入れやすい食品なので、食べ過ぎに気をつけながら摂取できるといいです。
生でも加熱でも(加熱がオススメ)美味しいので、ぜひ自分の好みの食べ方を見つけて卵を存分に楽しんでみてください!